Contents
NHKの放送する紅白歌合戦もいよいよです。
筆者はアイドルが好きで、
特にAKB48をはじめとした48グループが好きです。
今年は3枠を獲得し出場するので楽しみで仕方ありませんが、
これは筆者だけではないのでないでしょうか??
しかし、
今年は労基法違反で出場が危ないらしい!!!!!
AKB48は、
姉妹グループのメンバーを含め5年ほど前から出場しています。
48グループは年々知名度が上がり、
その影響からか紅白歌合戦でのパフォーマンスも勢いが増しています。
もう知ってるよ!という方も多くいらっしゃるでしょうが、
紅白歌合戦というのは、前半(18:30~)と後半(21:30~)に分かれており、
知名度の高いアーティストは後半に主演したりします。
あるいは、紅白歌合戦の前半・後半のどちらに主演するかによって、
アーティストの人気が判別できたりもします。
本年、
NHKが発表した紅白の曲目順によると、
AKB48は全体49組中41番目の出場で、初めての終盤出演が決定。
今までは、
2009年 & 2010年は3番目、2011年は5番目、2012年は28番目、と前半での出演ばかりでした。
けれども、
今年は41番目でかなりの後半です。
そのため、22:30以降に出演するのは確実とされています。
端的に出演時間で見れば、
番組佳境での出演はかなりの人気ぶりとして喜ばしいことです。
しかしですが、
出演そのものができないという窮地に陥る可能性が浮上しました!!!!!
NHKが何かしたの?? 秋元康の戦略??
いやいや!!!
そんな声もあるでしょうが、違います。
みなさんは、
労基法(正式な名称は労働基準法)という法律はご存じですか?????
この法律に依るところでは、18歳未満の22:00以降の就労は禁止とされています!!!!!
よって、
18歳未満が半数を占める48グループは出場できないかもという事態が勃発したのです。
AKB48が2009年の紅白歌合戦から、パフォーマンスの最後にステージで人文字を作るというのが恒例で、
姉妹グループのメンバーを総動員し、200人以上 もしくは 150人以上で大きく盛り上げてきました。
しかし、
半数が出演禁止となればこれらの縮小を余儀なくされると思われるのです。
大まかに労働基準法について少しだけ説明をします。
正確な詳説では、労働基準法第61条の定めるところの【深夜業】が今回のケースに該します!!!
【深夜業】では、
先ず使用者は、満18歳に満たない者(男女共に)を22:00から明くる5:00まで使用してはなりません。
この規定は、満18歳未満の者を深夜業に従事させることは、
健康上だけでなく、福祉上からみても有害であることから定められたものです。
しかしながら、
例外規定が存しており、
非工業的事業において、
所轄労働基準監督署長の許可を得て使用する児童については、
深夜業の時間帯を20:00から明くる5:00まで、または21:00から明くる6:00までとしています。
こういう内容の法律です。
今回は大まかな説明ですので、
特殊規定や法解釈は書きません!!!!! ノータッチです!!!!!
出演禁止可能性のメンバーには松井珠理奈も!!!!!
珠理奈は16歳、
完全に労基法第61条の定める満18歳に満たない者です。
彼女はSKE48メンバーでありAKB48メンバー兼任で、
AKB48の今年のじゃんけん大会選抜シングル、通称『鈴懸なんちゃら』のセンターも務めています。
そのため、
人文字のパフォーマンスどころかAKB48の演技がどうなるのかが危ぶまれそうなのです。
労基法第61条に関しては、
過去に、
芸能人は労働者とは見なさず同法適用外という通達がなされたが、
実質はTV局など放送業界がが自主的に規制し法定の時間以降の出演を自粛する形をとっています。
ですから、
子役ブームの年には加藤清史郎くん、大橋のぞみさんが紅白歌合戦に出演するものの、
20:00以前の出演に留まりました。
今回においては、
その年の彼らみたく珠理奈は小学生ではありませんが、
18歳に満たないためどのような扱いになるのか分かりません。
芸能人とは持ち前の芸を通じて人に何らかの影響を与える職業だから、時間やそのための法律は該当しないのか、
芸能人と言っても立派な社会の一員であるのでその芸や演技の披露も法律にしたがって行うべきなのか、
難しいところです。
何よりも、
飛ぶ鳥落とす勢いと呼べる48グループですが、
その勢力を拡大するがために、
法律という社会の壁にぶち当たり悩まされるとは思ってもみず驚きです!!
けっこう前ですが、フィギュアスケートの浅田真央選手が年齢のために、
僅かな差でオリンピック出場を逃すこととなり涙をのんだということがありましたね。
今回はどうなるのでしょう!?!?!?