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筆者の先日の記事にて、
AKB握手会が再開したことをお伝えしましたね!!
今回の記事はそれに絡むもの…
読者のみなさんは、
ゴールデンボンバー(愛称・金爆)なるグループはご存知でしょうか????
いま大変人気ある男性4人組エアバンドです!!!
楽器を手にするが“実は演奏できない・しない”のコンセプトのもと、
奇抜で度肝を抜くパフォーマンスを繰り広げるグループです!!!
その金爆のVo-karu=ボーカル(公式表記による)の鬼龍院翔、
特典ゼロCDを発売することを明かしました!!!!!
これは鬼龍院が2014年6月27日付けのブログで明かしたもの。
そのブログ記事では、
「『音楽だけを売るとは』ということに特化してみました」
「どうせやるなら、極端にやってみようと思いました。なので、写真とかも一切ありません」との言葉で、
一切の特典を付加しない最新シングル『ローラの傷だらけ』を発売すると発表をしていました!!!!!
なんとジャケットすら写真で飾ることのないものだそう!!!!!
スゴいですね…
さらに、2014年7月7日付けのブログの更新では、
「このCDを買うという行為=曲(歌)のみを買うという行為」としています。
「CDがバカ売れしてきた90年代を生きてきた僕らは今はCDが売れない時代と言われつつもどこかCDが売れることを願っている。しかしもう、今消費されるCDは特典の方に需要が傾き、収録された音楽、歌のほうがオマケのようになってしまっています」と“CD不況”の現状を説明。
そして、
「CDに関して色々な意見を見ているとやっぱりズレがあるように感じます」
「僕はCDに握手の特典を付けるのを辞めたいです。」と記しています。
最近のアーティストは、
初回生産限定盤に「握手会参加券」やライブの招待チケット、もしくは特別サイン入り写真集などのいわゆるCD特典を封入させ、
それによってCDの売り上げ記録をよいものにしようといったことが多く見受けられます。
こうした議論の中心は、やはりモンスターアイドル・AKB48…
2008年からAKB48が在籍するレコード会社・キングレコードが、
AKB48の10作目シングル『大声ダイヤモンド』の初回生産限定盤に「握手会参加券」を封入させるプロモーションを行い、
これが大成功をおさめその後AKB48は一躍有名になりました。
で、
特典ゼロCDって、AKB48を意識していますよね!?!?!?
上に記述したAKB48のCD販売のプロモーションを巷では「AKB商法」と呼ばれます。
AKB48のシングルの初回生産限定盤には握手会イベントの参加券 もしくは 選抜総選挙の投票券が封入され、
1人で複数枚数購入することが促される仕組み。
場合によっては、
音楽的見地からの評価・賛美やその売り上げではないという辛口批判や揶揄を「AKB商法」と呼ぶことも。
しかし、「やっぱりズレがある」のはAKB48への対抗!?!?!?
だって、
金爆の鬼龍院が言ってます。
1990年代まではCDを出せば必ず複数は売れていた時代で現在は“CD不況”だと。
「AKB商法」には賛否両論あります。
「CD売り上げ枚数を多く稼ぐ」「音楽的なプロモーションとして握手会イベント参加で釣っている」
しかし、
これはこれで“CD不況”に喘ぐ音楽業界・音楽出版業界でのCDの売り上げをのばす販売方法として、
立派な努力だと筆者は思います。
そう考えると、
今度の特典ゼロCDというのは、
新たな目新しいCD販売方法の試みだとも受け取れるのではないでしょうか????
ですから、AKB48を念頭に置いた対抗だと…
何というか、光と影 あるいは 水と油 の関係ではないですが…
金爆の鬼龍院は、
「一応言っておきたいのは、この売り方は、誰かを批判したいとかいうわけではなく、CDというものの価値が以前と全然違うものになっていることを知って頂きたくてやらせて頂きました」
とAKB48などの批判ではないとしています。
どうあれ、
シングル『女々しくて』で名を挙げたゴールデンボンバーの女々しくない挑戦的な最新シングルの発表に関してでした。