ミュージシャンにとっての聖地というのは様々なものです。
ただし、共通項を見出すならば、
そこでライブを行うことが栄誉でありステータスとなるという明瞭な認識があることです。
そんな音楽ライブの開催に関して一つのニュースが入りました。
ももいろクローバーZが国立競技場でライブです!!!!!
「ももクロ」にとって国立競技場でライブを行うことはまさに悲願でした。
昨年に、
紅白歌合戦に出場し悲願の目標達成であったわけですが、
それに代わる新たな目標として国立競技場でのライブを掲げていました。
ところで、
なぜ国立競技場が話題なのでしょう?????
ニュースを見ていれば、
あるいは2020年に何があるのか、をご存じであれば当然お分かりかと思います。
来る2020年に2度目となる「東京オリンピック」が開催だから!!!
それによって、
国立競技場は新たなスポーツのスタジアムに生まれ変わることが決定され、
その改修工事が来年から2019年まで行われる予定のため、
現在の姿の≪国立競技場≫でのライブにある種のプレミアが付くわけです。
「ももクロ」としては、超の滑り込みで間に合う形となりましたね!!!
国立競技場では、
過去にSMAP、嵐といったジャニーズ勢、DREAMS COME TRUE、L'Arc~en~Cielがライブを開催しています。
また、
最近のニュースとしては、
女性アイドルグループ、AKB48も来年3月下旬に国立競技場をつかったライブを発表しました!!!
その時は、
国立競技場の見納めにとの思いの“嵐”のライブより日程が早いことから、
大きなブーイングを受けたりインターネットのニュースにもなりました。
嵐のひとつの軌跡を邪魔でもするのかという感じでした。
しかし、
今回の「ももクロ」の時はそれはなかったようです。
もう国立競技場で来年3月までにライブ開催、
あるいは、
それを発表することは当然となってきたのでしょう。
一昔前は、
日本武道館 や 東京ドームにてライブ開催がミュージシャンのステータスでした。
日本武道館は、
ビートルズ来日時のコンサートによって音楽の地としての使用がなされるようになりました。
その当時は、
「海外ロックバンドが伝統ある施設を使うとは何事か!」という風潮であったそうですが…
さらに、
X-JAPANの東京ドームでのライブも日本の音楽史として語り継がれており、有名です。
国立競技場は今や音楽の聖地なんですね。
無論、期間限定の聖地でありプレミア付きではあるんですが…
今後どのような人たちが国立競技場でのライブ開催を発表するのかも楽しみです。
あるいは
オリンピックがこうした音楽の話題も運んできてくれる、
そういう良いニュースにも期待したいですね。