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みなさんは占いは信じますか??
信じる方はどの程度信用しているのでしょう??
TVの今日の運勢をチェックするくらいでしょうか? それとも、専属の占い師に定期的に見ていただくくらいどっぷりでしょうか?
信じるかどうかはさておき、占いと有名占い師の登場は女性を中心にいつの世でも人の気を引いてやまないものです。
かつてお茶の間を賑わせた“細木数子”は、ご記憶にありますか??
10年ほど前にはよく見かけたもので…
TBS系の『ズバリ言うわよ!』、フジテレビ系『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』などのレギュラー番組を持ち、お笑いブームの当時にはくりぃむしちゅーやネプチューンと組んで出演していました。
番組においては、占いをベースにした人生相談から芸能人への指導まであり、一般教養やマナーの手解きまでも担っていました。
当時は各メディアに引っ張り凧で“視聴率の女王”とか呼ばれたりもしましたね。
今はアイドルやイケメンの芸能人のTV出演が多いため、そういえば!という方も多いでしょう。
しかしながら、
2008年春に「タレント業の充電期間を設けたい」「本業の占いの仕事に専念する」との理由により、TVのレギュラー出演を自主的に降板。
この5年ほどはTVの世界にほとんど姿を見せていませんが、占い師として現在も書籍の執筆など活動を続けています。
その細木数子…
最近、ある関連でその姿がTVのワイドショー番組に映し出され、TVや週刊誌を再度賑わせ話題となりました!!!!
島倉千代子さん死去の報道です。
島倉さんは1970年代半ばより、20億円ちかい額の膨大な借金を抱えていました。島倉さんの実印略奪、関係者の事業失敗と蒸発 などに巻き込まれ他人の借金の連帯保証人となってしまったためです。
島倉さんはその経緯説明や活動継続の意思確認のため、1977年には借金騒動についての記者会見を開きます。
その島倉さんの隣に同席のかたちで出席していたのが、細木数子なのです。
そこでは、島倉さんや記者会見の関係者から「普段お世話になっているママ」と紹介。
さらに、会見中には島倉さんのいわば“後見人”を務め、金額や返済プラン、その進捗状況といった借金騒動の詳らかな内容の説明も兼務。
でも、実態はかなり違うようで・・・・・
細木は、独自に研究を重ね編み出した、さらに単なる占いを超え人間学にまで昇華したとする“六星占術”に関する占い師として有名ですが、
その以前はクラブを開店・経営するなど全く異なる職をしていました。
今のように“六星占術”の占い師の活動を始めるのは、じつはもっと後、1980年を過ぎた頃のことで…
上記の島倉さんの借金騒動ですが、その時の「普段お世話になっているママ」というのは建前上の話。
本筋としては、島倉さんの借金の解決に尽力したのではなく、その島倉さんの借金を仕掛けたのです。
つまり、細木数子が島倉さんの音楽興行の権利を貪っていて、最終的には、島倉さん所属のレコード会社が解決にあたった模様。
その証拠に、島倉さんの音楽興行の権利に加え、レコードやカセット(当時はまだCDなし)の販売権、島倉さん所有の不動産物件まで入手しています。
その上、島倉さんの借金がどんどん膨れ上がっていた時期には芸能プロダクションまで設立。そこでは、社長に就任し、島倉さんの作詞も手掛け更なる収入を獲得したのです。
ちなみに、島倉さんは地道な活動によっておよそ10年で完済したそうで、スゴイ努力をされたんだな と思います。
まぁ、何ともえげつない話ではあります。
その細木数子… じつは最近になって「激ヤセした!」とかなり話題になっています。
細木が執筆した書籍の表紙ですが、細木の姿がうつってはいるものの以前のような体型と顔の輪郭がなく・・・・・
しかし、その書籍の出版時期は島倉さんの急逝の時期とそう遠くないようなのです。
そのため、過去に島倉さんを利用して儲けたりの悪行の罰がくだったのでは?とみる人も少なくない様子。
もちろん、そうした理由が全てではなく本業たる占いの仕事が不調なのでは?との意見もあるのですが…
なぜなら、“六星占術”は細木数子自身が独自に研究を重ね編み出したと語っていますが、
そんなことはなく、過去の著名な占い師の思考法、他の占星術の方法論との酷似が指摘されています。
そもそも、先に述べた島倉さんの借金騒動で収入を得た後に“六星占術”とその著作を発表していますので、きちんとした勉強に基づいているのか何とも言えません。
2012年だったでしょうか…
お笑いの女性芸能人が占い師に騙されマインドコントロールまで受けTV出演が危機的だ!と、ワイドショーで大々的に報じられたことがありましたね。
浮き沈みの激しい芸能界と占い業はなにか密接につながっているのかもしれません。
これはあくまで個人的な感想ですが、
島倉さんを利用して儲けを蓄えた細木数子の悪行は、まるで帝政ロシア末期の怪僧・ラスプーチンが思い起こされます。
ラスプーチンとは、帝政ロシア(ロシア帝国)の末期に存在した祈祷僧です。
同人物は、祈祷僧と同時に病気治療で信用を獲得し、帝政ロシアのロマノフ王朝の政治に多く関与。しかも、帝政ロシア崩壊の原因をつくったともいわれる歴史上の人物。
どこか似ていますよね??
古来より、占いは 当たるも八卦、当たらぬも八卦と言われます。
あなたは占いを信じますか??信じませんか??